■■□ 組合ニュース 2015年度 第10号 ■■□■■□ 2016年 2月18日 ■□ (1)外国語学部図書館長に移転問題についてご意見をうかがいました ■■□ ■■□■■□■■■□■■□ ■■□■■□■■■□■■□□■■□■ (1)外国語学部図書館長に移転問題についてご意見をうかがいました 委員長のつぶやき 今日(2月16日)は2時間以上、じっくりと杉村館長の話を聞くことができま した。 そのまとめは、のちほど、送らせていただきます。 ずしんときたことは「図書館だけでも、これだけ問題がある。」ということ。 「現場から何度意見をあげても通らない。」それは、 「箕面市はうんと言わないだろう」「大学執行部はうんと言わないだろう」と 相手の返事を想像し、事実に向き合わないからではないのか。 市が大学を指定管理者にして図書館を運営するという日本で初めてのこと。 他に経験がないことをする。 にもかかわらず、現場の意見を聞かないまま、うまくいくのだろうか。 杉村館長や職員さんが今日話してくださったことは 新しいキャンパスで学ぶ学生たちが、 今と同じように、そして阪大生として同じ学習権を持つことができるようにとい う渾身の言葉でした。 同じ当事者として、ステークホルダーとして 次にこういうことをしていきたいと考えています。 ①もっと情報公開を! もっと議論の場を! 箕面キャンパスで最も多くの、最も新しい情報を持っているのは 専攻長と学部長です。 教員代表として、協議に参加するのは、副学部長です。 箕面キャンパスの中で聞く場、話す場を作りたいと思います。 ②箕面市で行っている指定管理って どんなもの? 箕面市立図書館と大学図書館の間では、本来、図書館の役割が違う。 箕面市では、利用者に対して本を通じて癒しやくつろぎの場を提供する役割。 大学図書館は、研究教育をサポートすることが役割。 箕面市立萱野南図書館と同居するということですが そのwebサイトには http://www.city.minoh.lg.jp/library/annai/kayanominami.html 滞在型図書館として、平日は椅子に座ってゆったりと本を楽しむことができます。 シニアを応援するため、60歳以上のかたにおすすめしたい本のコーナーを設けて います。 毎月第3金曜日の午前11時から0、1、2歳児を対象とした「はじめてのおはなしか い」 を行っています。 年に数回、保健師による計測や育児相談も行っています。 また第2第4金曜日の午後3時30分から、おおむね3歳以上を対象としたおはなし会 も行っています。 と書いています。 ゲートはダメ。カードもダメ。書庫に入れない。 ということも、 そもそも、市民サービスのために導入した指定管理制度に馴染まない。 ということから起こっているようです。 大学にこのことを訴えても、 ということなので、 箕面市の指定管理って何?というテーマで 箕面市の市議、あるいは、箕面市の指定管理をしているNPOの職員さんに来ても らって意見交換や勉強会をしたいと思います。 ③飲み会♪ 教員、職員、学生、院生、箕面キャンパスの構成員が 遠慮なく議論する場が必要です。 美味しいものを食べながら、飲み会もしたいなあ。 ④マルチ ステークホルダー プロセス 内閣府は最近、マルチ ステークホルダー プロセスを奨励しています。 3者以上の利害関係者が集まって、話し合って、ものごとをすすめていくという 方法です。 国連生物多様性条約のCOPでは、9つのステークホルダーが同等に議論をします。 これまで、一部の利害関係者の代表が、情報を伏せて、案を練り、 やることが決まった時点で、情報弱者に置かれた地域の当事者から反対運動が起 こり、計画は遅々と進まない、という現象が、通過儀礼のように起こりました。 この新しいキャンパスについても、マルチ ステークホルダー プロセスが 適用されないものでしょうか? 箕面市長、箕面市民、箕面市立図書館、箕面市議会、箕面市労組、 阪大執行部、箕面キャンパスの代表、箕面キャンパスの教職員、箕面キャンパス の院生・学生・留学生、 組合、企業が、同じテーブルにつき、 新しい箕面キャンパスについての将来構想を語りあう場を作れないものだろうか。 合意というのは、このプロセスの先に生まれるものだと思います。 - +-+ -- +-+ -- +-+ -- +-+ - 大阪大学箕面地区教職員組合 TEL/FAX 072-728-7042 E-MAIL union-oum@union-oufs.jp URL http://www.union-oufs.jp/