組合ニュース2015第9号

「組合ニュース」は、大阪大学箕面地区教職員組合と全教職員とのコミュニケーションを活発にする目的で発行するものです。
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■■□ 組合ニュース 2015年度 第 9 号 ■■□■■□ 2016年 2月18日 ■□


(1)キャンパス移設問題について意見をいただいています(2)


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(1)キャンパス移設問題について意見をいただいています(2)

これまで、大型eラーニング系プロジェクトの「高度外国語教育全国配信システ
ム」、「社会人を対象とした学士レベルの外国語教育プログラムの提供」に関わ
らせていただきました。

 このような立場から、以下のような新キャンパスの設備についての意見をお伝
えしたいと思います。

 「新キャンパスにも映像の撮影が可能なスタジオが必須」であると考えています。

 理由としましては、商業ベースに乗らないような言語のeラーニング教材の開
発は、今後も変わることなく、箕面キャンパスに求められ続けると考えられるた
めです。他の組織では無理とまでは申しませんが、日本におけるこのような役割
は、箕面キャンパスが持ち続けるしかないでしょう。例えば、高度配信のeラー
ニング教材ですが、そこでしか学べない言語の教材(ヨルバ語)や、他では比較
的学びにくい言語の教材(ヒンディー語、スウェーデン語など多数)、他でも学
べる言語でも非常に高品質な教材(日本語)など、計20言語の教材がそろってい
ますが、これほどの質と量のものは他にはほとんどありません。

 また、新キャンパスにおいてスタジオがないと、現在とは異なり対応策があり
ません。現在は、B棟スタジオが故障しても、図書館に大型のスタジオがあり、
それらに不都合があっても、C棟やD棟の特に広い部屋を借りるという方法もあり
ます。

 しかしながら、新キャンパスは計画されたものしか存在しません。
大型プロジェクトの予算程度では、部屋を増築したり、新棟を建てるのは無理で
しょう。他のキャンパスでの撮影も不可能でしょう。本格的な教材開発の撮影は
長時間かつ頻繁で、多人数(カメラマン、複数の役者、マイク担当、監督教員な
ど)で行われ、毎回移動するなど到底不可能です。

 以上は、個人的な意見と言うよりも、eラーニングの開発に関わる多くの教員
の一致した意見です。このような意見があると言うことを共有いただければ幸い
です。

 必須なので、まさか計画から除外されるとは思いませんが、すぐに思いつく類
似の必須と考える設備を列挙しておきます。

PC教室×2とCALL教室×1: 現在授業で使用している設備で、なくなれば、その部
分の授業を取りやめる必要があります。

サーバルーム×1: キャンパスにはさすがに一つはサーバやネットワーク機器の
拠点部屋が必用です。なければ、情報設備を入れられません。




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初版: 2016.2.18 ; 最終更新: 2016.2.18
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