■■ □ 組合ニュース 2011年度 第15号 ■■ □ ■■ □ 2011年10月25日 ■■
《第15号のヘッドライン》
【 1 】高階外国語学部長に組合から「要望」を送りました
【 2 】朝日新聞が「阪大非常勤ゼロ問題」を掲載
***********************************
【 1 】高階外国語学部長に組合から「要望」を送りました
外国語学部長は、今日、東島理事と非常勤問題について話し合いの場をもつことに
なっています。
組合は、以下の要望を学部長に宛てて送りました。
学部長からの回答があり次第、みなさんに「組合ニュース」でお知らせします。
【学部長への要望】
高階外国語学部長殿
箕面地区教職員組合の岡本です。
このたびは、外国語学部非常勤講師予算問題で、学部長におかれましては大変なご苦
労・ご尽力いただいておりますことを感謝申し上げます。
さて、本日、東島副学長・教育研究担当理事との話し合いの機会を予定されているこ
とを伺っております。
それについては、組合ニュースでも箕面キャンパスの構成員にすでに一報いたしまし
たが、本日の話し合いの結果について、以下の点を早急に組合あてにご回答いただき
たく、お願い申し上げます。
1.本日の話し合いで、来年度非常勤予算について確定したことはあるか?あれば、
具体的にその内容をお知らせください。
2.本日の話し合いで、双方の間に意見の相違が残ったかどうか。残ったとすると、
それぞれの主張の内容をお知らせください。
3.この問題に関して、今後の外国語学部としての方針と日程についてお教えくださ
い。
明日の午前中までにご回答いただきますよう、お願い申し上げます。
ご回答の内容は、明日昼には組合ニュースで箕面キャンパスの構成員に配信いたしま
す。
ご返事がなかった場合は、その旨を組合ニュースで報告させていただきます。
もう一点組合からの要望です。
10月20日の臨時教授会で決定した決議について、その確定した文書がいまだ教授会構
成員に通知されておりません。早急に文書で構成員に公表いただきますよう、お願い
申し上げます。
以上、2点について、よろしくお願いいたします。
2011年10月25日
箕面地区教職員組合委員長 岡本真理
【 2 】朝日新聞が「阪大非常勤ゼロ問題」を掲載
朝日新聞インターネット版が、非常勤問題の記事を掲載しました。
こちら ↓ をクリック!
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201110250043.html
外国語学部の非常勤講師3年でゼロ 阪大、リストラ提案 2011年10月25日
4年前に大阪外国語大学が統合されてできた大阪大学外国語学部で、教育担当理事
から、同学部の非常勤講師を3年でゼロにするリストラの提案が出された。講師が
担ってきた年間900コマ以上の授業がなくなることになり、教職員組合は「教育の
質が維持できない」と反発を強めている。
大阪大の東島清副学長兼理事が19日に提案した。外国語学部は、モンゴル語やイ
ンドネシア語など25の専攻語を使ってその国の歴史や文化を学べるのが特色で、そ
のほとんどと英語の授業を非常勤講師が担い、今年度は915コマの授業を行ってき
た。だが大阪大は2004年の法人化以降、一般教養に当たる全学共通教育科目以外
では原則として非常勤講師は雇用していないことから、「基準にならい、非常勤講師
は3年をめどにゼロにしたい」と提案した。
これに対し、教職員組合は24日、「外国語学部は各言語10~40人の少人数編
成で、非常勤講師なしでは運営できない」などとする抗議声明を出した。削減計画を
知った学生にも動揺が広がる。1年の女子学生は「マイナーな言語をしっかり学べる
大学は全国にもほとんどない。非常勤講師の持つ少人数の授業がなくなれば、ここを
受験した意味がなくなってしまう」と心配する。
*************************************
学生たちの多くもこの問題を知り、キャンパスではあちこちで議論が沸いています。
教職員&学生の気持ちをひとつにして、この難局を乗り切りましょう!(^-^)/
***********************************
*組合ニュースは、大阪大学箕面地区教職員組合と全教職員とのコミュニケー
ションを活発にする目的で発行するものです。
*組合ニュースの配信を希望されない方、アドレスを変更した方、いつでも遠
慮なくその旨お伝えください。
*大阪大学箕面地区教職員組合へのご意見は mailto:union-oum@union-oufs.jp
***********************************