組合ニュース2011第16号

「組合ニュース」は、大阪大学箕面地区教職員組合と全教職員とのコミュニケーションを活発にする目的で発行するものです。
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■■ □ 組合ニュース 2011年度 第16号 ■■ □ ■■ □ 2011年10月26日 ■■

 《第16号のヘッドライン》
 
【 1 】東島理事が「非常勤ゼロ案」を撤回しました!
【 2 】組合にはいろう♪キャンペーン

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【 1 】東島理事が「非常勤ゼロ案」を撤回しました!

10月25日夕方、高階外国語学部長が、教授会構成員宛のメールで、同日の東島理
事との協議の結果、「非常勤ゼロ案」を撤回したことを通知してきました。
結局、10月20日教授会で承認された案の通り、4年間で701コマまで削減すること
で決着しました。
東島理事はとつぜんの「トンデモ案」でお騒がせ、またもや突然の撤回という顛
末でした。組合は、理事がこの経緯について、あらためて外国語学部構成員およ
び非常勤講師の先生方にたいし、きっちり説明することを要望します。


■学内外の組合と連携
学内外の組合と連絡を取り合い、情報を共有しました。関西非常勤講師組合はも
ちろん、阪大教職員組合、言文組合、全大教、首都圏非常勤講師組合と、連帯の
輪が広がりました。

■多くの人がツイッターでフォロー
今回、組合の抗議声明を千人を超える人がツイッターでフォローしてくれました。
「信じられない」「ひどい話だ」「断固抗議を」「統合でなくて植民地化だ」
「削減計画じゃなくて絶滅計画だ」などなど、たくさんのつぶやきが寄せられま
した。
学内の学生たちをはじめ、学部生の親や新聞記者を含む学外の方々にも広く情報
がいきわたり、大きな動きに繋がりました。
アラブの春やウォール街だけじゃない。私たちもたちまちつながって声を集結で
きるんだと実感しました。

■朝日新聞には
朝日新聞の担当記者にたいし、同日夜、さっそく組合から「ゼロ案撤回」の情報
を提供しました。
同時に、記事の中にあった不正確な箇所を指摘し、訂正をお願いしました。
「外国語学部の(中略)そのほとんどと英語の授業を非常勤講師が担い」の部分
が、専攻の授業のほとんどを非常勤がやっているように読めるため、外国語学部
の専任教員が他学部に比べても負担が多いことを説明し、「…その多くと兼修語
学の英語の授業のほとんどを非常勤講師が担い」が正しい表現であることを伝え
ました。

■高階学部長からの回答
本日午前、学部長から組合に対し、以下の回答がありました。

                        平成23年10月26日

 箕面地区教職員組合
  執行委員長 岡本 真理 殿
                      外国語学部長 高階 美行
                      
       平成23年10月25日付け要望について(回答)

 標記のことについて、以下のとおり回答いたします。
 まず、10月25日に行われた東島理事と小職との話し合いの結果につきま
しては、同日付けで新教授会構成員宛に通知した別添内容のとおりです。
 次に、10月20日開催の臨時教授会で決定した決議の内容につきましては、
次回教授会で各教授会構成員に確認いただく予定としております。
 なお、決議文の内容については、次のとおりですので、参考までにお知らせ
いたします。
「統合時の約束に基づいて、外国語学部の教育に不可欠な非常勤講師の予算確
保に努めること。」
 以上、お含み置き願います。


(別添資料)
新外国語学部教授会構成員 各位
                        外国語学部長 高階美行
                        
        平成24年度以降の非常勤講師予算について

標記のことについて、本日(10 月25 日)、東島理事と再度の話し合いを行った
結果につき、以下のとおりお知らせいたします。
外国語学部の非常勤講師予算については、別添の非常勤講師経費削減計画(案)
のとおり、平成24~27 年度の4 年間をかけて削減することで理事の了解を得ま
した。
(注)別添の経費削減計画(案)は、10 月20 日に開催した第7回(新)外国語
学部教授会資料 2-2 の下段で説明した今回案(非常勤講師コマ数を4年後の平成
27年度に620コマとする案)を基に、4年間の計画として整理したものです。


■外大のお金のゆくえは?「海外のトップレベル招致プロジェクト」
しかし釈然としないのは、説明会における、理事のあの「国際化プロジェクト」
の話です。
外大のお金はどうなったのか?
学部生の教育のためだったはずの資金が、外向け看板事業に流用されるとすれば
許されるものではありません。
大学は外国語学部の教職員と学生にたいし、ちゃんと事実を公表し説明するべき
です。

釈然としないことは、まだまだあります。団体交渉の理不尽な制限、駐車場有料
化、小野原外国人宿舎の改修、外国人特任の帰国旅費、事務補佐員の雇い止めに
交通費の無支給、そして退職金問題……ああ、きりがない!
でもだいじょうぶ。みんなでちからをあわせれば、一歩一歩解決できる、勝ち取
れる!

【 2 】組合に入ろう♪キャンペーン

秋です。秋は「組合に入ろう♪キャンペーン」のシーズンです。
まだ組合に入っていない方、ぜひ入りましょう。この箕面キャンパスで働く仲間
でともに繋がり、さまざまな問題にともに知恵を絞って立ち向かっていきましょ
う。
加入希望の方は、ぜひ執行委員会までご連絡を☆
→ mailto:union-oum@union-oufs.jp 組合加入申込書はこちら [PDF] です

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初版: 2011.10.26 ; 最終更新: 2011.10.26
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