■■■□□ 組合ニュース第6号 2020年1月22日■■■□□ ■■■□□ (1)年俸制についての要望と回答 ■■■□□ ■■■□□ ■■■□□ ■■■□□ ■■■□□ ■■■□ (1)年俸制についての要望と回答 皆様 1月も既に2/3ほど経ちましたが、本年も宜しくお願い致します。 さて、近年の新規採用の教員には年俸制が採用されていると聞いていました が、昨年秋の教授会で来年度新規採用の教員は月給制であることが判明し、驚か れた方も多いかと思います。そこで、昨年末に、箕面地区過半数代表および箕面 地区教職員組合として、大学に対して説明会の開催を要求しました。 これに対し、先般文書による回答がありましたので、まずは構成員の皆様にお 知らせいたします。要点は以下のとおりです。 ・本年度から文科省の「年俸制導入促進費」の新規措置が終了したため、「当面 のあいだ」年俸制を停止すること ・文科省は年俸制のより積極的な導入を目指してガイドラインを策定予定であ り、その公表を受けた後、本学の制度も今後再設計されること(今回は、発表が 遅れているための延期) ※現在の教員への適用について 別添③の2ページ目、2.にあるように ・本年度、「助教の職にある者が講師又は准教授等に昇任する場合、現在、任期 付助教の職にある者が任期なし助教として採用される場合等」、「②現在、現年 俸制を適用されている者は、既述のとおり、現年俸制を適用する。なお、月給制 適用の可否等について、今年度末までの可能な限り早期に通知する(予定)。」 ということで、今年度昇任された方は、月給制の選択が可能であった(1年前の 文書なので「選択できる」とは具体的に書かれていません) ・それ以外の年俸制教員については、 「人事給与マネジメントについて」というカラー資料の下の囲みのところにある ように、 「(平成30年度末時点で措置対象となっている現行の年俸制適用者分は今後も継 続して措置。)」とあることから、現行制度のままとされた というように、対応が分かれたと考えられます。 以下は、問題点です。 これらの文書は、基本的に部局長会議用の資料で、Q&Aも人事担当の事務方向け 文書のようです。おそらくそのために、年俸制を積極的に導入しようとする大学 の視点で作成されており、さらに言うと「年俸制を願っている教員が多いという 前提で、今般年俸制が適用されなくなった事情を理解させるために」説明してい るように受け取られます。したがって、これまで私たちが要求してきた、「現行 の年俸制適用者にも月給制を選択できる機会を」という要望は、全く無視されて きたと考えざるをえません。 今回は、一部の教員に対して、「不意に」その選択肢が提示されました(十分 考える時間があったのかはわかりません)。また、今後については一応、「既存 の教員については、同意を得ることが前提」と書かれており、これが守られるな ら、ごく一部の人にのみ選択権がないという不平等が存在し続けることになります。 また、今回の資料、さらには昨今の他大学での年俸制導入の動きからも、「新 たな年俸制」(案)が近い将来提示されることと思われます。皆さまのご意見・ ご要望をお聞きして、今後の対応を考えたいと思いますので何かありましたらご 連絡ください。 -- - +-+ -- +-+ -- +-+ -- +-+ - 大阪大学箕面地区教職員組合 TEL/FAX 072-728-7042 E-MAIL union-oum@union-oufs.jp URL http://www.union-oufs.jp/