■■□ 組合ニュース 2013年度 第5号 ■■□■■□ 2013年12月2日 ■■■□ (1)組合レクレーション「おおさかミステリーツアー」大盛況のうち終了しました (2)年俸制導入。いったい何が変わるの?説明会に行ってきました ■■□■■□■■□■■□■■□■■□■■□■■□■■□■■□■■□■■□ (1)組合レクレーション「おおさかミステリーツアー」大盛況のうち終了しました 11月23日(祝),箕面組合秋のレクレーション「水の都おおさかミステリーツアー」 が,参加者23名と大盛況で行われました。 行楽日和で人出が多く,予定していた遊覧船に全員が乗れない!という想定外のハプ ニングもありましたが,2手に分かれてそれぞれ大阪の街さんぽ。 下船後、紅葉の街を自己紹介して歩きながら、入れ替わりながらおしゃべり。ミステ リーツアーを楽しみました。どっち向いて行ったらいいねん?といいながら、参加者 が携帯で方向を探りながら交代でリーダーになってくださって、目的地く☆ら料理の お店へ! 子どもさんたちには、ちと、長くきつかったのですが、鯨のストラップのプレゼント が待っていました。 みなさん,めずらしいく☆ら料理と,その後オダサクの有名な夫婦ぜ○○いも堪能し ました。 今回は阪大組合さんからの参加も多く,始めて顔を合わせる人がとても多かったので すが,みんなすっかり仲良く和気あいあいとして,楽しい秋の一日になりました。 「すてきな企画ですね~!またぜひ参加したいです~!」という反響が多く,主催者 も感激です(涙)。 次はさらなるたのしい&おいしい企画で,たくさんの人に参加してもらいたいと思い ました。 (2)年俸制導入。いったい何が変わるの?説明会に行ってきました 大阪大学が来年1月から導入するという「年俸制」などの人事・給与改革案について, 11月28日(木),箕面地区過半数代表を対象に人事課が説明会を開きました。 箕面組合からも執行委員5名が参加,ほかにも数名の教職員が参加しました。 今回の改革案はあくまで「阪大独自のもの」であり,先日文部科学省が発表した国立 大学改革プランとは別物です。 ■年俸制ってどんなしくみ? 年俸制は希望した人で部局長が認めた場合になります。年俸制に移行する時に退職金 を払ってしまい,あとは(定年)退職時まで,その時点の年収の7割に,賞与が最高 で年収の140%から最低80%の範囲で足され,それを12月で割った分が給与となりま す。賞与は部局長が優秀と評価すれば多くなり,反対にダメとなると減ります。 年俸制に移行した人がいれば,そこには空きポストができます。これは,部局の裁量 で活用できることになっています。 ■「年俸制」誰が対象? 年俸制の財源は大学から出るわけではないので,実際は億単位の外部資金が入る可能 性のある理系部局がその資源を使って年俸制を数名対象に行うというあたりを想定し ています。 文系部局で,外部資金がほとんどないところでは,現実的には難しいようです。 対象は,①58歳以上教授クラスの日本人専任教員,②外国から招聘する研究者,の2 つが想定されています。 ①は,実際にはすぐに導入はむずかしいようですが,②のケースの方が多く,著名な 研究者を外国から呼び込み年俸制で雇うというものです。 ■「クロス・アポイントメント」制度と「短期間勤務制度」 その他,人事の流動化ということで,年俸制の人も月給制の人も両方を対象にしたの が「クロス・アポイントメント」制度。 これは阪大以外にもう一つの研究機関にも籍を置き,例えば阪大で7割,もう一つの 大学等で3割の給料をもらう,というものです。企業は対象外です。 「短期間勤務制度」は年俸制の人のみ対象で,一年のうち3カ月まで休業できるがそ の間は無給となります。 ■文科省の「国立大学改革プラン」との連動は? 別に連動しているのではなく,あくまで阪大内の制度の話です。部局ごとの判断,希 望者のみ,そして財源を考えると数名程度しか対象とならないかもしれません。 今回の大学が示した人事制度改革は,このような取り組みをしていることを文科省に アピールしないと大学評価に響くから,というところが本音だと思います。 しかし,先日文科省が発表した改革案の内容は,2015年には年俸制の教員を1万人規 模で,などとなっています。このような突然の突飛な目標に,今後各国立大学法人が どう対応できるのか,まったくわかりません。 これから採用する人を仮に全員年俸制にしたとしても,とても追いつくような数では ありません。(←大学側の話) 文科省は,年俸制を含めた「人事の流動化」を改革内容に入れない大学には運営不交 付金の重点配分はないよ,研究重点大学の場合は教員の20%を年俸制にしなさいよ, と打ち出しているので,いったいどうするのでしょうね? -- - +-+ -- +-+ -- +-+ -- +-+ - 大阪大学箕面地区教職員組合 TEL/FAX 072-728-7042 E-MAIL union-oum@union-oufs.jp URL http://www.union-oufs.jp/