組合ニュース2011第22号

「組合ニュース」は、大阪大学箕面地区教職員組合と全教職員とのコミュニケーションを活発にする目的で発行するものです。
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■■ □ 組合ニュース 2011年度 第22号 ■■ □ ■■ □ 2011年12月19日 ■■

 《第22号のヘッドライン》
 
【 1 】東島理事が、学生と非常勤講師を対象に説明会を開きました

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【 1 】東島理事が、学生と非常勤講師を対象に説明会を開きました

■「掲示板の張り紙だけなんて」 --学生対象の説明会
理事は,学生対象の説明会と意見交換会を,12月15日午後3時から行いました。

約30名の学生が参加し、東島理事と高階外国語学部長から説明がありましたが、
削減案の具体的な詳細は明らかにされませんでした。
学生からは、全学ウェブ掲示システムのKOANで告知せず、豊中・箕面キャンパ
スの掲示板でのみ告知したことへの批判が相次ぎ、KOANで知らせた上で説明会
を再度昼休みなどの参加しやすい時間帯に豊中キャンパスでも開催するよう要
求がありました。

東島理事は、KOANで告知するような要件ではない、説明会は今回限り、学生に
は不利益は生じない、履修できる科目数は新たに設置する分と合わせて増減は
ほとんどない、東京外大は専任を削減しているが阪大ではそうしたくない、運
営費交付金の削減は毎年で財政が厳しい、等の発言でした。また、高階学部長
は、個別の科目に関することは専任等を通じて上げてくればよいと言いました。

説明会後,学生からは,削減案に関し詳細があまりに出ないので皆イライラし
ていたとの意見がありました。

■参加者はたった1名! --非常勤講師対象の説明会
12月16日午後4時半から,非常勤講師への説明会が約1時間にわたって行われま
した。

参加者がなんと1名,オブザーバー1名(箕面地区組合から)だけでした。
東島理事は10名ほどの「お伴」を引き連れて登場し,東島・高階両氏が順番に
話をするという形で,その後に質疑応答がありました。

説明会の前に,オブザーバーとして意見を述べる許可を得て,今回の説明会の
周知の仕方も時間帯や1回限りというのも問題であること,その結果,このよう
にたったの1名の参加となってしまったこと,これで「ちゃんとやりました」な
どと片付けることの決してないように強く要求しました。

東島氏からは,説明会が12月中旬と大幅に遅れたことの理由説明がありました。
来年度削減6%が財務室で認められてから説明会を開くつもりだったのでこの
タイミングになったと述べました。
高階氏からは,学部が進めてきたカリキュラム改革の説明がありました。

質疑応答で,唯一の参加者であった講師の先生から意見がありました。
説明会の内容ではなく,開催通知の方法についての意見でした。先生本人も今
日の午後の授業が終わるまで説明会のことを知らなかった,偶然非常勤の先生
の会話から知った,多くの先生は気がついていなかった,ということでした。

また,なぜ小さな張り紙だけで,非常勤講師全員へのメール周知や非常勤メー
ルボックスへのお知らせ配布をしなかったのか,張り紙だけでみんなが見て周
知できると本当に考えたのか,との質問がありました。
これに対して,理事は「周知するようにと指示をした」が,どのようにという
のは感知していなかった。しかし,張り紙はみなさんご覧になるだろうから問
題ないと思う,との返答がありました。

それに対し,講師の先生からは,昨今は非常勤講師の学務上の仕事はすべてメ
ールでやっているので,そのような手段を講じないのは,見方によれば,あま
り多くの人に来て貰わなくてもいいと思っているように感じる。常識的に考え
て,1名参加の説明会では不十分なので,今後は今日の内容を文書にして非常勤
メールボックスに個々に配布する,期限を決めて質問を受け付け,それに対応
する,などの策が必要ではないかとの意見がありました。
これに対し,理事はそのようなことを検討すると返答しました。

■大学の形式的な「説明責任」
説明会は張り紙のみ,それも豊中の講師控え室では掲示板でもなく,ただドア
のそばの壁に小さな文字の紙が貼られているだけでした。これに気がつけとい
うほうが無理があるでしょう。

学生も非常勤講師の方たちも,大学が形式的にのみ説明責任を果たそうとして
いる態度にいらだちを募らせています。

■根本的な相互理解の欠如
来年度の非常勤予算については,学部カリキュラム案に沿った6%削減にとど
まりました。しかし,財務室への予算要求は単年度であり,また来年にはどの
ような方針が持ち上がるかわかりません。

その根本には,理系学部出身の教育担当理事と,大阪外国語大学として長年の
外国語教育を積み重ねてきた学部との決定的な相互理解の欠如があります。

世界に通用する外国語教育レベルを保つには,少人数教育と基礎的な語学実習
授業の充実はもちろんのこと,そこで習得した知識をもとに,後期課程ではそ
の言語圏・地域に関わる諸分野の授業を保障しなければなりません。

文学部の4倍に当たる学生数を担当する上に,全員が共通教育授業を負担すると
いう,阪大内でも特異な状況におかれた外国語学部専任教員が,「非常勤予算
ゼロ」の中で,果たして外大が継承してきた水準の学部教育を維持できるでし
ょうか?

学部長には今後も理事との対話を忍耐強く積み重ねる努力をし,高等教育機関
における外国語教育とはどうあるべきなのか,それには何が必要なのかについ
て,共通認識を形成してほしいと思います。
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初版: 2011.12.19 ; 最終更新: 2011.12.19
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