組合ニュース2011第11号

「組合ニュース」は、大阪大学箕面地区教職員組合と全教職員とのコミュニケーションを活発にする目的で発行するものです。
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■■ □ 組合ニュース 2011年度 第11号 ■■ □ ■■ □ 2011年10月20日 ■■

 《第11号のヘッドライン》
 
【 1 】「非常勤問題」で教授会決議
【 2 】箕面地区教職員組合は「抗議声明」を発表

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【 1 】「非常勤問題」で教授会決議

 本日,組合ニュース速報でもお伝えしましたが,「非常勤ゼロ」問題につい
て,今日の午後,臨時教授会が開催され,そこで「統合時の約束にもとづいて外
国語学部の教育に不可欠な非常勤講師の予算確保につとめること」とする決議が
とられました。

■次々出てくる驚愕の事実!「3年後にゼロ」だけでなく,「来年度は3分の2
に」!
 昨日の説明会では,東島教育研究担当理事は,「私の任期中に非常勤をゼロに
してもらう」と発言しました。しかし,今日になって教授会での学部長からの報
告で,なんと,すぐそこに迫った来年度の非常勤予算にかんして,「今年の3分
の1にする」と話していることが伝えられました。
昨日は教員相手にそのような話はおくびにも出さず。この「2段階ショック」方
式は何なんでしょうか?

■来年度にいきなり279コマの削減!
 これは,現在外国語学部で行っている非常勤915コマを610コマまで減ら
すということです。
 私たち外国語学部は,学務委員会で長い時間をかけて削減計画を練り,今後4
年間で915コマを836コマまで減らすことを今決めようとしていたところで
す。それを,来年610コマまでとは!そしてその2年後にはゼロにするという
話です。
 これは,もろもろの計算を経ると,来年は事実上279コマ(!)を削減する
ということになります。

■理事単独のしわざか?外国語学部をつぶすのに等しい暴挙
 財務室への来年度予算配分の要求は,11月7日が締め切り。その時に,東島
理事は3分の2の非常勤額を要求することを,教育研究評議会で提案し,了承さ
れたといいます。しかし,実態はどうやら理事単独(または総長からの指令か)
の判断による
 トップダウン。このような暴挙が理事単独の決定で,平然と進められようとす
るなど,まったくめちゃくちゃな話です。

■外国語学部執行部は徹底抵抗で教育の水準を死守せよ!
 教授会決議は出したものの,これだけでいいのか?理事お得意の「トップダウ
ン」で決議を無視するようなことがあれば,あらゆる手段で徹底抵抗しなければ
ならない。
 学部長は命とは言わないが,みずからの首をかけて次の手を講じなければなら
ない。


【 2 】組合は抗議声明
組合は同日,「非常勤講師の大量解雇につながる予算の削減に断固反対する。」
とする決議を出しました。非常勤組合とも,明日さっそく情報を共有し意見交換
を行います。


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初版: 2011.10.24 ; 最終更新: 2011.10.24
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