組合ニュース2010第21号

「組合ニュース」は、大阪大学箕面地区教職員組合と全教職員とのコミュニケーションを活発にする目的で発行するものです。
■■ □ 組合ニュース 2010年度 第21号 ■ ■ □ ■ ■ □ 2010年12月2日 ■■

 《第21号のヘッドライン》

【 1 】団体交渉 雑感① 給与規程の改正について
【 2 】団体交渉 雑感② 特例職員採用試験について
【 3 】団体交渉 雑感③ 大阪大学教職員組合といっしょに。
【 4 】今日は、組合ランチだよー!

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詳細は、また後日お伝えします!

【 1 】団体交渉 雑感① 給与規程の改正について

「わからない節」って知っていますか?
> 添田啞蟬坊は日露戦争から2年後の1906年、「日本海軍」のメロディをその
> ままに、東京の下町で「わからない節」という風刺歌を歌い、当時の政府を
> 皮肉ってみせた。
> http://hatanaka.txt-nifty.com/ronda/2008/02/post_9d53.html
> ああわからないわからない/今の浮世はわからない
> 文明開化というけれど/表面ばかりじゃわからない
> 瓦斯や電気は立派でも/蒸汽の力は便利でも
> メッキ細工か天ぷらか/見かけ倒しの夏玉子♪

視聴するならこちらです。
> http://musico.jp/contents/artist_index.aspx?id=aORM0
ソウル・フラワー・モノノケ・サミットがカヴァーしています。

団体交渉の間中、この歌が頭の中をぐるぐるリフレイン。
♪ああわからないわからない/大阪大学わからない♪
♪賃金下げるというけれど/一人いくらかわからない♪
♪国民に説明責任と/外面ばっかり立派でも♪
♪労働者には心から/わびるつもりもありゃしない♪

今、差し迫って経済的な理由があるわけじゃない。
先を見越しての賃下げだという。
人勧に習えの対応。労働現場のことは何も考えていない。

民間企業の社長なら、
こうこうこういう理由で、賃金を下げる。
こういう人は、いくら減る。ああいう人は、これだけ減る。
しかし、それを今やらなければならない合理的な理由がある。
どうか、みんな、こらえてくれ。
その代わり、駐車場料金は無料にする。
賃金と交通費は別に払うようにする。
だから、理解してくれ。
と、組合に説明する。事実を提示しながら。

大阪大学の社長、出てこい!

今日の団体交渉は、
こういう人は年間20万円、賃下げになる。
という具体的な事実が示されれば、
交渉になった。
そういう事実は示さないので、説明に終わった。

組合からこういう人の場合、ああいう人の場合、
とモデルケースを示したら、
資料を出す、という回答。

労働法の下では労使対等に協議するもの。
こういうところが、大阪大学当局の好かんところだ。


【 2 】団体交渉 雑感② 特例職員採用試験について

これも、法に従い、事務補佐員を職員に取りたててやる、って感じ。
もちろん、本来、
正規職員がする仕事を非常勤職員の賃金と待遇でやらせることは間違っている。

しかし、
ライフスタイルの問題で、フルタイムで働けない人、働きたくない人もいる。
非常勤職員を選択する人もいる。
そういう人は特例職員採用試験を受けない。
すると、期限が来たら、自動的に解雇となる。

どのように働くかということは、
労働者自身、自己決定し、使用者と労働を売り買いするべきものである。

正規職員に取り立てることばかりが
いいとは限らない。
それが、わからんというところが
大阪大学当局の好かんところだ。

【 3 】団体交渉 雑感③ 大阪大学教職員組合といっしょに。

委員長、副委員長、書記長、書記という執行部だけでなく
部局の代表も来ておられました。
教えていただくこと、たくさんありました。
これからも、同じ問題、同じ立場に立てるなら
いっしょに交渉したいと思います。

大阪大学組合主催で緊急学習会が開かれます。
「どうなる、私たちの給与や賞与!」
給与がどれだけさげられるか、あなたは知っていますか?
この3日金曜日18:30から
吹田地区「さわらび」2階大会議室
講師に全大教書記次長の森戸文男を招いての学習会。

時間のある方は、是非!


【 4 】今日は、組合ランチだよー!

是非、サティアに来てください。
「組合です」と会計のところで言ってくださいね。
そのままトレイを持って、廊下に出て、
いっしょに食べましょう。

いろいろ、知恵を貸してください。

昼休みの早い職員さんにも対応できるように
早めにお待ちしていますよー。
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初版: 2010.12.6 ; 最終更新: 2010.12.6
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