■■■ 組合ニュース 第39号 ■■■■■■■■■■ 2010年7月7日 ■■■ 《第39号のヘッドライン》 【 1 】大阪府労働委員会に救済申立をおこないました 【 2 】毎日新聞7月6日朝刊に「大学統合 退職金の乱」 *********************************** 【 1 】大阪府労働委員会に救済申立をおこないました 7月6日、大阪大学箕面地区教職員組合は、大阪府労働委員会に「不当労働行為 救済申立」をおこないました。組合が申し入れた団体交渉について、大阪大学は 統合後一貫して開催時間(昼休み時間帯の12時から13時)と場所(吹田)を限定 し、それ以外の交渉を拒否してきました。これまでは交渉を実施することを優先 してきましたが、この問題をいつまでも放置しておくと、まともな交渉ができま せん。労働委員会への請求は、交渉場所を限定することなく、12時から13時を除 く時間帯で、労使合意のうえで団体交渉をおこなうこと、という至極当然の内容 です。労働委員会から大阪大学への「救済命令」を求めて、組合は全力を尽くし ます。 *********************************** 【 2 】毎日新聞7月6日朝刊に「大学統合 退職金の乱」 旧大阪外国語大学の承継教員の退職金不利益変更の問題が、毎日新聞7月6日朝 刊に掲載されています。記事は「大学統合 退職金の乱」という見出しで、「旧 外大教員が退職金の減額は不当だと署名活動などで抵抗。阪大側が団交の時間を 昼休みだけに限定するなどしたため、実質的な団交拒否と府労委への救済申し立 てを決めた」と退職金減額の問題と救済申立の問題を取り上げています。他の新 聞社からの取材も続いていることをお知らせしておきます。 大阪大学のおこなう不当な労働条件の改悪を看過せず、正していくことは大学 の教職員組合に課せられた役割です。組合も力を尽くしますので、皆さまからの 支援をお願いします。