過半数ニュース2022年3月16日号

大阪大学箕面地区過半数代表者より箕面地区で働く全教職員のみなさまへのお知らせです。

箕面事業所以外の方は参考程度で、ご放念ください)
2022年3月16日
過半数ニュース
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3/16 三六協定締結しました!
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3月15日,4事業場(箕面,豊中,吹田,附属病院)の過半数代表者と大学との間で,来年度の
労使協定に関する協議が開かれました。大学側の出席は、水島理事以下、人事課職員、労働者
側は藤原箕面、養老豊中、谷川吹田、武田病院の4地区過半数代表とオブザーバー(このうち
箕面地区からは1名)でした。

《協議の内容》
まず、豊中地区の過半数代表が、時間外労働が教務系に集中しているという資料を示しつつ、
表面的な業務の効率化を繰り返し述べるのではなく、教務の業務の特性を十分調査・研究し、
より踏み込んだ対応策を考えるべきではないかとの提案がありました。箕面からも、教務系
において入試前の10月に異動があるなど、かえって業務の負担が増えるような例があること、
業務の引継ぎに割く時間さえもないほど多忙であることを訴えました。
次に、昨年度に判明した三六協定違反をうけ、今年度中に全学的な調査が実施されることに
なっていました。既に過半数ニュースでお知らせしましたように、2月28日付で「勤務時間管理
の状況確認結果」が提出されています。これにもとづき、調査は課長と課長補佐級の職員への
ヒアリングにとどまっているが、第三者による調査を行うべきではないかということ、および、
調査結果に基づいて具体的な数字を公表するべきだという二点を主張しました。
 そのほかには、過重労働者の健康確保のための対応の仕方について、4月以降に順次施行される
 改正育児・介護休業法に対する大学の姿勢などについて意見交換を行いました。来年度からは
 有期雇用労働者の取得要件にある「引き続き雇用された期間が1年以上」を廃止することがで
 きますが、無期雇用労働者においてもこの制限があることから、そちらに合わせたと大学は
 説明しました。この要件については様々な理由付けが可能ではありますが、国が法改正で廃止
 を目指している以上、時代的な要請として廃止を検討するよう要望しました。

《締結内容》
協議の後、過半数代表者は次の文書に同意をしました。最も重要な時間外労働時間の上限は、
今年度と同じです。月45時間、年360時間で、特別条項として「臨時的な」場合に限り、月80時間、
年間450時間となります。

・時間外労働および休日労働に関する協定書
・「専門業務型裁量労働制に関する協定書」についての確認書
・育児休業、介護休業、子の看護休暇及び介護休暇等の適用除外に関する協定書

《その他》
最後に、4月より非常勤講師が過半数代表の選出母体に含まれることに関連し、過半数代表の選出
に必要な情報共有のあり方を議論しました。また、理学部では過半数代表者選出母体の構成員の
代表者が年二回集まって情報共有を行っているという、興味深い事例も知ることができました。
箕面地区の過半数代表のあり方についても、是非ご意見をお寄せください。 


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初版: 2022.3.16; 最終更新: 2022.3.16
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