過半数ニュース その2 「箕面からの申し入れに対する回答」
皆様、先日はお忙しい中、アンケートへのご協力ありがとうございました。協定
協議の場では時間的な制約はありましたが、その結果をできるだけ伝えるよう努
めました。
以下、箕面の案件に絞りお伝えします。
協議に先立ち、箕面代表からは、特に超過勤務に対しての質問に対する大学から
の回答(2月20日付)に関して説明を申し入れていました。
①キャンパス移転に関して「本部事務機構内の関連部署においても業務を担当さ
せるなど全学的に担当者を増員して準備を進めており、言語文化研究科・外国語
学部箕面事務室に業務が集中しないよう、分散を図っている」とのことですが、
具体的にどのような業務が本部に移行されたのか、その効果と合わせてご説明下
さい。
→大学は、具体的にキャンパス移転業務を担当している吹田の部署名を挙げました。
→箕面からは、「確かに先日の説明会にも吹田から担当者が来ており、吹田で行
われている業務もあることは把握しているが、それは当初から吹田で行っていた
もので、箕面から業務が移されたわけではなく、箕面の業務が減るという説明に
はならない」と述べました。
②移転業務以外についても「担当者の業務知識の習得・業務習熟度の向上、業務
の改善・効率化、業務分担の見直し、適材適所の人事配置などにより、業務従事
時間は漸減していくものと考えます」とありますが、漸減するとの予測の根拠
を、できましたら数字でお示し下さい。
→これに対して、まず具体的な数字があるわけではないと回答しました。漸減す
るという根拠としては、各種システムの導入等で効率化を図っていること、さら
に「一年目よりも二年目のほうが効率よく仕事ができる」というように習熟する
ことによって効率化が図れる、等を挙げました。
→これに対しては、「そもそも超過労働が生じる理由として労働者の習熟度を引
き合いに出すことはあってはならない、それはマネジメントの問題、使用者側の
問題である」という原則を主張しました。
また、「現場からは、そのように労働者の習熟というのであれば、五年雇止めを
やめるべきだという声が出ている」ことを訴えました。
さらに、「現場の状況としては、現在は新型コロナウイルス対応に追われ、こ
の後キャンパス移転と人文系部局の統合が控えており、想像できないような仕事
量になると思われる、どうなるのか皆が今から心配している、この状況を是非理
解してほしい、現場の声を聞いてほしい」と訴えました。
→これに対して、理事から「箕面の移転が大変な業務であることは理解してお
り、近いうちに箕面キャンパスで面談を持つ予定である。日程調整で叶わなかっ
たが、本来ならば本日にでも出向く予定であった。」との返答があったため、是
非箕面の実態を見ていただくよう再度要請しました。
箕面からは「必ず箕面に来て、現場の声を聞いてください」という点を約束事項
として、今回の協定を締結しました。新たに赴任された労務担当理事には、箕面
の問題に対し真摯に対応されることを期待したいと思います。
以上、協定協議の経緯をご報告いたします。構成員の皆様、どうかご理解・ご了
承下さい。
(以上、文責 藤原 何かありましたらお声かけください)
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大阪大学箕面地区教職員組合
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