みなさん こんにちは 今岡良子です
言語社会専攻に所属しています。
大阪大学箕面地区教職員組合の今年度の執行委員長です。
10月24日16時よりA棟の会議室で
労働者の過半数代表者の同意書を確認する作業をおこないました。
労働者側推薦の吹田地区労働者過半数代表者小野田正利さん、
使用者推薦の職員横山雄一さん(箕面地区と関わりを持たない職員)
お二人に名簿上存在する署名であるかどうかの確認をしていただきました。
大学が考える労働者数200の名簿数の内、
大学が有効と考える同意書数131で、
過半数を超えました。
労働者が考える労働者数272の名簿の内、
同意書数は155で
過半数を超えました。
どちらの名簿でも、過半数を超えたことが確認され、
11月1日より、今岡良子が務めさせていただくことになりました。
10月30日まで、務めていただいた岡本真理さんに感謝し、
あとを引き継いで参ります。
みなさま、
法律上の労働者の過半数代表者は
就業規則改定のためのハンコのような存在です。
しかし、ただのハンコではなく、人間ですから
言うべきことは言う存在でもあります。
その根拠は、みなさんの労働の現場にあります。
様々な「改革」に伴い、「移転」に伴い、
ますます忙しくなる私たちの労働環境です。
大学が考える箕面地区の労働者の範囲には
図書館職員や日日センター職員は含まれませんが、
「移転」に伴う仕事量の増加は、
他の地区の過半数労働者に目視できることではありません。
しんどいことが積み重なる前に
そして、口にしても何も変わらないと諦めてしまう前に
どうか、私にご相談ください。
教職員組合の顧問弁護士も協力してくれますし
全国大学高専教職員組合も力を合わせてくれます。
少し話は変わりますが、
深尾葉子さんのプロジェクトに協力して
キャンパス周辺の住民と話す機会が増え、
このキャンパスをどんなに大事に思ってくださっているか、
ということを実感しています。
教員の仕事を支えてくださった教務の事務補佐員、職員の方にお会いすると
ここで働いて過ごした記憶がこのキャンパスに克明に刻まれていることに気づき ました。
このキャンパスがどんな場所になってしまうのか、
心配も寄せられました。
引越しの忙しさの中で
このキャンパスのケヤキや桜などの木々が与えてくれた恵みを忘れないようにし たいと思います。
これから
様々な懇談の機会を作っていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(2)近々行われる企画をお知らせします。
***11月13日(火)17時から 大阪大学豊中キャンパス 文学部棟2階大会議室
非正規は通勤費ナシ でどないなん?! (入場無料)
使いたおそう! 労働契約法20条 最高裁判決フォーラム
基調講演 中島光孝弁護士(大阪労働者弁護団)
主催 大阪大学の労働と雇用を考える有志グループ
***11月18日(日)11時から16時 大阪大学箕面キャンパス
阪大箕面発ー地域と世界をつなぐー
野外体験馬車イベント
粟生間谷や彩都の住民や外語卒業生、退職者の懐かしい方々も来訪。
いつものキャンパスの緑豊かさを楽しみませんか?
連絡先 プロジェクト代表 深尾葉子(言語社会専攻、中国語)
***12月1日(土)13:30-16:30 エルおおさか
第219回研究会 大学の労働問題 (会場費500円)
報告者:橋場俊展さん(名城大学教授)
今日、小•中•高の教員の仕事が危機的なまでに過酷になっていることはすでに周知の
ことですが、大学教員にはまだゆとりや仕事上の裁量権があって、
職場内でも社会的にも発言はわりあい自由だと考えら れてきました。
しかし、それは昔日のこと。大学教員の世界にもふつうの労働者のそれに似たしんど
さが迫っています。
一つには、有期雇用•低賃金の非常勤教員の大々的な「活用J。
今ひとつには、まだあまり知られていないことですが、
専任教員の能力•実績をあえて数値で査定するシステムの導入、
それによ る選別の強化、その結果としても安定雇用の危機にほかなりません。
当研究会の企画は、この後者にも注目し、以上二つの問題状況を併せて、
それぞれ具体例を見つめながら「大学教員の労働問題Jを考察する
労務管理のすぐれた研究者で、かつ教員組合活動にも取り組んでいる名城大学の橋場
俊展さんのご報告です。
研究者にとっての研究•表現の自由と、それを保障できる大学のあり方に関心を 抱く、
多くのみな さまの参加をお待ちしています。
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大阪大学箕面地区教職員組合
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E-MAIL union-oum@union-oufs.jp
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