------------------------------------------------------------------------ 組合メールマガジン 2005年度第8号 2006年3月17日 ------------------------------------------------------------------------ *組合メルマガは、外大で働くすべての職員に配信しています。 ◎◎◎今日が締切日です! 「阪大との再編統合についての投票」がまだの方へのお願いです◎◎◎ 【なぜ今、「投票」なのか】 投票開始から、これまで貴重な意見がたくさん寄せられています。また、組合が 投票をよびかけていることへのご意見もいただいています。 あらためて、“なぜ今「投票」なのか”をお伝えしますので、どうぞ投票へのご 理解をお願いします。 組合は、統合問題に対して、学内の合意形成を得るため、透明で民主的手続きを もって全学で議論を進めること、という立場で取り組んできました。そのために は情報開示を行い、単に「説明会」で終わるのではなく、構成員全員に議論して もらう場を設けることを、一貫してねばり強く要求してきました。 そのうえで、大学の存廃に関わる重要な問題は、形式的には役員会に権限がある としても、全構成員の意思にこそ委ねられるべきだと、組合は考えています。 学内合意の形成を怠り、私たちの声を汲まずして強行に統合を決定すれば、執行 部と構成員の間、また構成員間に大きな禍根を残すことは避けられないでしょ う。 統合についての情報量には、事務補佐員から教員を含めて情報格差差があるのは 明らかです。それゆえ現時点では判断できない、というご意見ももっともです。 しかし、「大学設置学校法人審議会」への統合構想書類の提出期限が目前に迫っ ている現在、統合について主体的な意思を表明する実質的に最後の機会だと組合 は判断しました。 投票でおたずねているのは、あくまで「現行の統合案で現時点で統合すること」に 対して、学内の合意がどうなのかを明らかにすることです。投票の目的は、統合 について大学執行部が学内民意を反映させて決断を下すべきだ、という1点に集 約されています。 ふだん組合に関わりのない方もどうぞ積極的に投票し、そしてぜひご意見をお書 き込みください。寄せられたご意見は、すべてそのままの形で、執行部に提出し 報告するつもりです。 以下に投票の趣旨、方法などを再度お知らせします。メールの末尾に「投票用 紙」が ありますので、このメールを「返信」クリックでお答えください。 どうぞよろしくお願いいたします。 *************** 「阪大との再編統合についての投票へのお願い」 2006年3月10日 大阪外国語大学教職員組合 【投票の趣旨】 阪大との再編統合に関して、執行部はこれまで限られた一部の人たちだけで統 合案を作成してきました。そして、それについて説明会は何度か設けたものの、 構成員全員に議論してもらう場を設けることには一貫して消極的でした。しか も、最近の学長の発言では、阪大との最終合意を締結するのは役員会であると強 調し、私たち構成員の意志は参考の対象にすぎないかのような態度をとっていま す。 しかし、このように大学の存廃に関わる重要な問題は、全構成員の意思にこそ 委ねられるべきです。形式的には役員会に権限があるとしても、決定の実質は全 構成員にあるべきであり、これを決してゆるがせにしてはなりません。そのため には、全構成員間の徹底した議論が必要です。少数意見も含め、すべての人が、 「これだけ議論を尽くしたのだから、自分と異なる決定になってもあえて従お う」と思うまで、議論を尽くさなければならないはずです。 そしてそのような議論はまさに今なされるべきです。時間がないのでワーキン グ・グループの作業を先に行うというのは決して言い訳になりません。いかなる 作業よりもいま優先されるべきなのは全構成員の議論のはずです。議論が十分に なされるためには、現時点でどれだけ賛成・反対の人々がいるか、適切に把握さ れていなければなりません。これまで多くの批判や疑問の声が上がっても、執行 部は自分たちの方針に大方の賛同を得ていると繰り返してきました。また、今回 移籍希望に添えない人が出ていながらも、それを結局無視しようとしています。 このように、学内合意の形成を怠り、このまま強行に統合を決定すれば、執行部 と構成員の間、また構成員間に大きな禍根を残すことは明らかです。また、国立 大学法人の統合の最初の例としてこのような統合の手法をとることは、今後の日 本の国立大学のあり方にとって、大きな問題を残すことになるでしょう。 私たちは、本来ならば今この時期に、執行部がしかるべき方法で学内構成員の 意向を把握し、統合の行く末に決定的に反映させるべきであると考えています。 しかし、このように執行部が事実上調査を渋っている現在、組合がかわって学内 投票を行うことに決めました。結果は早急に執行部と全学構成員に開示し、賛成 にせよ反対にせよ全学構成員の意見に対して執行部が真摯に向き合い、その意向 をしっかりと汲んで方 針を決断するよう、強く働きかけていく所存です。どうぞ、ご協力よろしくお願 いいたします。 【投票の方法】 ワンクリック投票です! この「組合メルマガ」は、すべての外大教職員の方に配信しています。組合員に 限るものではありません。以下の「投票用紙」部分の、「賛成します」または 「反対します」のどちらかに○をつけ、このメールをそのまま返信してくださ い。 【投票の期限】 今月末が最終合意の期限とされてきたことから、投票結果は早急に提示する必要 があります。投票の期限を、3月17日(金)午後5時までとさせていただきま すので、どうかよろしくお願いいたします。 【投票に関する個人情報の管理】 返信されたメールに記載された送信者の名前と回答の内容は、組合書記局が受信 します。みなさんのお名前は組合執行委員会で責任を持って管理し、決して個人 情報は漏らしませんし、組合がそれを利用するということも絶対にいたしませ ん。火急の場合ですので、申し訳ありませんが、どうぞご理解・ご容赦くださ い。 【執行部、学内構成員への結果提示】 結果は早急にまとめ、執行部へ提出します。その際、賛成数・反対数のみを公表 し、氏名は公表しません。また、同時に「組合メルマガ」で全学構成員にもお伝 えします。 回答に寄せられたご意見も、すべて無記名で執行部に提出します。 ========ここから「投票用紙」です==================================== 私は、阪大との再編統合に関して、現行の統合案をもって現時点で統合に最終合 意することに ( )賛成します。 ( )反対します。 ご意見あればお寄せください。 ( ) ご協力ありがとうございました。 ---------------------------------------------------------- 大阪外国語大学教職員組合kumiai@osaka-gaidai.ac.jp 書記局の連絡先 委員長 佐々木猛sasakit@osaka-gaidai.ac.jp 副委員長 河村倫哉kawamura@osaka-gaidai.ac.jp 副委員長 藤本郁子anzukko@osaka-gaidai.ac.jp 書記長 岡本真理okamari@osaka-gaidai.ac.jp 書記次長 森垣啓土morigaki@osaka-gaidai.ac.jp 執行委員 岡本 久美子、小林 清治、田中 仁、藤原 克美、古谷 大輔、 榎原 豊、上河原 淳、平井 修二、平谷 幸大 ===========================================================