共同通信ニュース速報 (2004年7月25日)

 大阪大(大阪府吹田市)と大阪外国語大(同府箕面市)が統合に向けて連絡協議会を設置し、協議を進めていることが25日、分かった。
 大阪大は10学部で大学院も含めた学生数は約2万人、大阪外大は外国語学部だけで約3500人。統合が実現すれば、これまで統合した12組24大学と比べ最大規模となる。
 大阪大の宮原秀夫学長が「2007年度までの自分の任期中に結論を出したい」と強い意欲を示した。大阪外大の是永駿学長もほぼ同様の考えという。
 両大学は5月、学長を除いた副学長らのメンバーで連絡協議会を設置。統合の問題点や課題について議論を始め、今月末には3回目の会合が開かれる。
 ただ現在は「協議会の話し合いを見守る時期」(関係者)といい、統合の具体的な形や日程などは固まっていない。文部科学省との調整や学内の調整も進んでいないという。
 宮原学長は「お互い持っていない部分が補完され、新たな学問領域を組み立てることができるのではないか」と統合に期待している。 (了)

[2004-07-25-09:30]


大阪大学箕面地区教職員組合  > 阪大との統合再編問題  > 参考資料: 共同通信ニュース速報

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初版: 2005.1.17 ; 最終更新: 2005.1.17
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