2006年2月9日大阪外国語大学長
是永 駿殿所謂若手教員対象の説明会で提出された疑問に対する回答の申し入れ(再度)大阪外国語大学教職員組合委員長
佐々木 猛(印)さる1月27日に、「所謂若手教員対象の説明会」で提出された疑問をまとめ、執行部に質問状を提出しました。その際、その回答は「外大執行部単独での”予測”ではなく、阪大側との協議で”合意した内容”を回答いただきたい」と申し入れました。しかし、2月3日に出された回答は本学学長単独の見解であり、ほとんどの点が「協議中」であるとの回答にすぎませんでした。これらの疑問点は、統合に際し最重要であるとして学内構成員の多くが共有している問題です。これらの点で阪大とどのような合意に至るかは、統合の成否に大きく関わると組合は認識しています。よって、以下の1~4の点について、合意に至った時点でその内容を早急に学内に公表し、構成員にその是非を問うよう再度求めます。
- 1)「世界言語センター(仮称)」の創設によって新外国語学部でのいわゆる「3名+1名体制」が保障されると説明しているが、5年後の見直しや時代のニーズによって可変的に考えている阪大との間で、24言語すべての「3名+1名体制」を固定的に維持するとする合意があるのか。
- 2)いわゆる大言語や日本語など重複領域について、協議に関する覚書にある「重複領域は必ず解消する」の文言との関係を明らかにすること。
- 3)今後阪大全体の非常勤講師予算の計画はどうなっているのか明らかにし、外国語学部の非常勤講師が現在のレベルで維持できる見通しがあることを確約しているかどうか。
- 4)外国人招聘教員の雇用計画(予算確保・所属)を明確にすること。