平成17年度第8回安全衛生委員会(2005年11月15日)の報告過半数代表推薦委員1.大学のごみ処分について
大学側から次のような説明があった。
大学内のごみ収集は二系統に分かれている。一つは自販機横に設置されているゴミ 箱であり、「缶」「ビン」「ペットボトル」に分別されていて、自販機設置業者が直 接回収している。それ以外のゴミ箱については、一度大学会館横のごみ収集所に集め られた上で、業者によって回収される。この場合、ゴミ箱は「缶、ビン」「可燃物」 「不燃物」に分別されているが、大学会館横に集められた後、業者によってさらに可 燃物からペットボトルなどが分別されている。
したがって、ペットボトルを可燃物のゴミ箱に捨てても、後で分別されることにな る。ただし、そのような分別には手間がかかるので、ペットボトルはできるだけ自販 機横のゴミ箱に捨ててもらいたい。
大学側としても、ごみ分別の広報活動には力を入れていくつもりである。
2.職場巡視
産業医からという法改正について報告があった。産業医から「過重労働による健康 障害防止対策」に関する法改正(10月26日)について報告があった。「時間外労働が 月100時間を越え疲労が蓄積していて労働者の申し出がある場合には、意思が面接し その事後措置を事業場に義務付ける」というものだが、時間外労働の月時間数が80時 間から「100時間」に変更になり、「労働者の申し出がある場合」には医師が面接す るという点で後退となった。
各棟各階のエレベーター横の廃棄物について。本当は届出をした上でA棟3Fの旧 パソコン自習室に廃棄するルールになっているのだが、それが教職員に周知徹底され ていないということが議論された。
3.来年度の予算要求について
施設課長から。来年度予算についてヒアリングがあるが、次回安全衛生会議よりも 前に行なわれるので、それまでの間に意見があればメールで寄せてほしい。
予算については各室にたいして何%かのシーリングがかけられる予定だが、その点 に関して森垣委員から「すべての項目に一律シーリングをかけるというのはおかし い。たとえば、一般健康診断などについては予算が削られていくのはおかしい」とい う発言があった。
また、今岡委員から「安全衛生に関わる予算の確保は雇用者の義務であり、安全衛 生委員のほうから予算を申請するのはおかしい」という発言があった。
4.評価システムへの意見について
企画広報室で18年度早期の導入を目指して職員評価システムの策定が行なわれてい る。その際に、各室の意見を参考としたいということで、企画広報室から問い合わせ が学内の各室各部局にあった。安全衛生委員会には直接問い合わせはなかったもの の、この際何か言うべきことがあればうかがっておきたい、と施設課長から発言が あった。
これにたいして、森垣委員、岡田委員から、「安全衛生管理者がきちんとした技能 を持つためには難度の高い研修を受けなければならず、しかも他大学では複数の人間 を研修に参加させている。そのためには、非常に手間と資金がかかる。そのことを申 し入れた方がいい。」という意見があった。
次回は12月20日16時からの予定。