「キャンパスクリーンデーの廃止の申し入れ」への回答について
本日のキャンパスクリーンデーは雨のため中止になりました。組合は、昨日22日午 後6時から午後8時にわたり、申し入れ事項(キャンパスクリーンデーを廃止するこ と。このことについて団体交渉で「廃止」の協定が成立するまでの措置として、熱中 症など健康管理上問題となる時期は中止すること。当面8月23日(火)16時~17 時と9月に予定されているキャンパスクリーンデーを中止すること)について大学と 意見交換を行いました。大学の説明は、ボランティアの形で環境美化に取り組もうと いう枠組自体に問題はない。しかし、趣旨が徹底していない点と実施の方法に問題が あれば実施方法の改善の検討はおこなっていく、というものです。
組合の主張は、「中期目標・中期計画」という「評価」を伴う業務目標にボランテ ィア活動(キャンパスクリーンデー)を挙げること自体に問題があり矛盾が生まれる。 ボランティア活動の評価は何で行うのか。ボランティアの形で取り組むというが、職 場の上司が参加していて、事務補佐員が参加しないという状況が想定できるのか。実 態は一番弱い立場の職員が毎回出ることになっている。また、本当に環境美化を考え るのなら、費用対効果の面から検討をすべきだ。毎月、職員の労働時間を使って草取 りを実施する方が、外注で除草するより費用対効果があるというなら示してほしい。 6月から9月までの酷暑の時期も雑草も枯れた厳冬時期も、毎月同じように実施する必 要がどこにあるのか。と廃止を強く主張しました。
組合の申し入れは結果として受け入れられませんでしたが、以下の3点を確認し大 学にキャンパスクリーンデー継続の可否を含めて検討をおこなわせる契機となりまし た。
- キャンパスクリーンデーは自発的な意志によるボランティアでの参加であり、義務 ではない。その趣旨が周知徹底していないことは問題なので、自由参加という趣旨が 徹底するような形で連絡してもらう。
- 組合が指摘する健康上問題があるような実施方法は、改めていかなければならない し、組合の指摘は当然だと考える。しかし、明日の計画自体は企画広報室の年度計画 として決定されているものなので、実施しないわけにはいかない。実施可能な方法と して、午前10時から10時30分に時間を短縮し、雑草等の除草はなくし、ゴミ等 の収集だけに変更する。
- 今後の実施計画の再検討、キャンパスクリーンデー継続の可否、実施方法の改善 (毎月同じような形でやる必要があるのか)等について、松田企画広報室長にも伝え て企画広報室で検討してもらう。