学長との面談を申し入れます

2005年8月17日
国立大学法人大阪外国語大学長
是 永 駿 殿
国立大学法人大阪外国語大学
教職員組合執行委員長
佐々木 猛(印)
学長との面談を申し入れます

 国立大学の法人化以来、一年半近くの時間が経ちました。この間、大学の意思決定・執行過程も質的に変化し、当局と教職員の間で民主的合意形成がうまく働かないなど、さまざまな局面で問題が顕在化してきました。今日、そのために本学教職員の誰もが日常的に消耗感や閉塞感に苦しんでいます。阪大との再編・統合問題という、現在本学が対峙する最大の課題に関しても、全教職員による相互の意見交換はほとんどなされておらず、そもそも十分な情報公開すら行われていない状況です。にもかかわらず、当事者である本学の全労働者を抜きにしたまま、合意形成へと突き進んではいないでしょうか。こうした不安感や猜疑感は、まさに我々が日常的に感じるようになった消耗感や閉塞感の典型といえます。
 われわれ教職員組合は、これまで大学の全構成員のあいだに存在するべき信頼関係と共同関係を回復・強化させようと力を尽くしてきました。また、来るべき大変革の時代に全学が一丸となって取り組めるよう、良好な労使関係を築くことには、今後もさらなる努力を惜しまない所存です。しかし、残念ながら、これまでの労使関係は、対等かつ相互の信頼に裏打ちされたものとはけっしていえないものでした。本年7月23日より、新執行委員会を発足させるにあたり、今後の重要な第一歩として、ここに学長と当組合書記局との面談を申し入れます。大学執行部の長である学長と、本学労働者の代表組織による、直接的で忌憚なき意見交換と信頼関係の確認を望みます。それは、今後の労使間の諸課題を円滑に解決させるために不可欠であるばかりか、本学における労使関係そのもののあり方という根本的問題について、認識の共有や事態の改善につながるものと確信しています。
 9月前半にも実現できますよう、早急な対応を強くお願い申し上げます。なお、回答は、面談日程の一週間前までに、当組合執行委員長宛てにお願いいたします。

 なお、あわせて新執行委員会の書記局メンバーをここに報告いたします。

委員長
佐々木猛
副委員長
河村倫哉
副委員長
藤本郁子
書記長
岡本真理
書記次長
森垣啓土

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初版: 2005.8.26 ; 最終更新: 2005.8.26
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