平成17年度第3回安全衛生委員会(2005年6月21日)の報告過半数代表推薦委員1.産業医および衛生管理者の巡視補助について
以前より、産業医および衛生管理者が職場巡視を行なう際に、巡視補助を加えること が要望されていたが、今回、その巡視の組み合わせが提案された。それに関して、松 田委員長より、「職場巡視は毎週火曜日午後四時からとなっているが、月に一回、安 全衛生委員会の会議と重なるため、重なる週は巡視を行なわないことにしたい」とい う提案がなされた。それが承認され、次回には改めて新しいシフト表が提出されるこ とになった。なお、巡視補助者が仕事の都合上で一緒に回れない場合には、安全衛生 委員の中で適宜交代できることとなった。
2.月例報告について
これまで、共同研究室内の巡視に関しては、巡視者が自由に鍵を開けて立ち入ること ができることになっていたが、その際のプライバシーをどうすべきか、という議論が あった。結論としては、プライバシーに配慮し、共同研究室の近くに教員が在室の場 合には、ことわった上で見回ることにし、それ以外の場合には、特に鍵を開けて立ち 入らなくてもよい、ということになった。
小松委員からの巡視所見として、「職場での体操の実施はほとんど進んでいない」、 「職員からは、『昼休みの時間が短く、食堂で並んでいるだけで昼休みの大半が過ぎ てしまう』、という苦情があった」、「日本語日本文化教育センターの国際課では、 席が込み合っていてパソコンもかたまっているため、熱がたまりやすく、エアコンも あまり効かない」、という報告があった。
また、大田産業医からは、喫煙場所が徹底されていないという報告があり、これをう けて松田委員長から、「喫煙に限らず、落書き、間谷住宅内でのバイクの駐輪、トイ レの隠し撮りなど、学生のモラルの低下が目立っている。大学執行部としては学生・ 教員全体に対するモラル向上のキャンペーンを計画している。」という発言があっ た。
3.その他
以前より、岡田先生が衛生管理者でありながら安全衛生委員会の構成員でないという 変則的な構成が問題となっていたが、それが改めて検討された。長野総務課係長の説 明では、安全衛生委員の過半数を労働者の代表としなければならないため、岡田先生 をメンバーに加えると、過半数代表のほうからももう1人メンバーを追加しなければ ならない、ということであった。この点に関し、次回までに総務課長および岡田先生 本人と相談して、大学執行部のほうで案を作ってくるという、松田委員長の発言が あった。
前回の会議で報告された、A213教室の照度不足の問題に関して。S53建設当時には350 ルックスだったが、現在では500ルックス必要とされている。そのための改修には 1420万円以上かかるという試算が施設課のほうから報告された。なお、A416教室につ いても同様だということであった。この点に関し、松田委員長からは、次年度の予算 要求の際に、安全衛生委員会から改修費用を請求したいという発言があった。
大阪府の健康福祉部から、大阪外国語大学に対し、禁煙・分煙状況についての調査表 が送られてきたので、それに対する回答を会議の中で確認した。
「平成16年事業年度に関わる業務の実績に関する報告書案」において、安全衛生委員 会に関係する項目について、評価室のほうからすべてIIIの評価(計画通りに実施で きている)を受けたことを確認した。この報告書全体については、6月末までに学内 での評価をまとめ、7月21日に文部科学省でヒアリングを受ける予定になっていると いうことであった。
次回は7月19日(火)16:00~