平成16年度第7回安全衛生委員会(2005年3月15日)の報告

文書情報: 2005年4月2日, 本ウェブサイトにて公開

第7回安全衛生委員会議事録

開催日時 3月15日(火)16時30分~18時
議長 高木施設課長(松田委員長は出張中)

議題

① 学内の毒物及び劇物管理規定の改正について

 学内の毒劇物の管理総括には総括衛生安全管理者(松田副学長)があたり、毒劇物の保管・管理には3名の衛生管理者があたることにする。また、管理責任補助者には、外国語学部にあっては教務課課長、保健管理センターにあっては学生課課長、留学生日本語センターにあっては国際課長をもって充てるとする。
 従来の毒劇物管理簿に「使用場所」の欄を追加する。また、従来の毒・劇物使用届を「使用許可願」に変更し、管理責任者はこれにたいし、文書で許可をおこなうものとする。

② 衛生管理者等のキャンパス巡視割振りについて

 週1回のキャンパス巡視を3名の衛生管理者によって割り振る。巡視は毎週火曜日に行う。

③ 年度計画ワークシートについて

 平成16年度の年度計画に基づき、学校保健法及び労働安全衛生法などに基づいてボイラ・圧力容器ならびにその他の項目の点検を実施する。

④ 月例報告

 大田産業医から職場巡視の報告があった。教員裁量労働時間表の提出状況は、10―12月度は32/210(人)であった。職員の残業時間は規定内残業時間にとどまるとの報告があった。

⑤ その他

委員の所感

 2,3月度の委員会を通して、過半数代表推薦委員の間で、この委員会で何を議論すべきかについて意見交換を行った。

 こちらから議題を提起しないかぎり、今回及び前回のような学内保健安全面のチェックに終始するものと思われるが、労働安全面の諸問題について当委員会で取り上げる必要があるのではないか。しかし、委員会でどのような議論をして何を求めていくかは、やはり過半数代表の推薦委員である以上、組合の意向を反映しなくてはならないため、執行委員会でこの委員会に何を求めるのかを決める必要がある。

 職員にどのような勤務実態や改善を求める声があるのかということ、また現状では意味のないと思われる教員の勤務表をどうするのかということは、この委員会で議論してしかるべき議題ではないか。ただ、これらは組合の団体交渉の議題とかぶるため、当局との議論の窓口が複数化することによる問題も懸念される。しかし、当委員会は労働者と使用者が対等のテーブルにつき議論することのできる数少ない機会である。組合の交渉との役割分担を明確にし、当委員会を最大限に活かして、その結果を学内の労働者に還元できるように、今後の方針を練っていくべきである。これについては、当該委員の間でさらに議論を重ね、書記局および執行委員会に提案していくこととしたい。


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初版: 2005.4.2 ; 最終更新: 2005.4.2
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