2005年3月9日国立大学法人大阪外国語大学長
是 永 駿 殿大阪外国語大学教職員組合
執行委員長 田 中 仁 (印)下記の諸事項について、団体交渉を申し入れます。
<申し入れ>
- 大学の運営全般について
- (1)大学の財政を公開し、財政運用の透明性と公平性を確保すること。
- (2)経営財源確保の理由から、学生・院生等の授業料の値上げをしないこと。
- (3)大阪大学との統合問題に関する情報公開システムを整備すること。
- 賃金について
- (1)大学教職員の職務評価を改め、賃金等を引き上げること。少なくとも、今後も最低限国家公務員に準じた給与・手当を支給すること。
- 労働時間・休暇について
- (1)教職員の年間総労働時間を短縮するための業務改善を図ること。
- (2)キャンパスクリーンデイを廃止すること。
- (3)現在の四半期ごとの自己点検の必要性を見直し、自己点検の適正な期間について検討すること。
- (4)担当者の退職などの事情で労働が過重となっている職場を調査し、早急に欠員補充を行なうこと。
- (5)職員の昼休み休憩60分を実施し、17時00分退勤の所定労働時間短縮を早期に実現すること。
- (6)「育児休業法改正」にともない、「育児休業等に関する規定」を改正すること。
- 人事制度について
- (1)今年度の職員の昇格を早急に実施すること。
- (2)昇任・昇格の明確な基準を早急に作成し改善を図ること。
- 非常勤職員について
- (1)2005年度以降も大阪外国語大学の現在の教育にとって不可欠である非常勤講師にかかわる予算を十分に確保すること。
- (2)事務補佐員の労働契約は原則として「期間の定めのない労働契約」とし、これが認められない場合は、原則として労働契約を更新することを就業規則に明記すること。
- (3)事務補佐員に対する夏季休暇を実現すること。
- 安全衛生について
- (1)労働安全手当を新設し、衛生管理者、安全衛生管理者に支給すること。